ジムニーの車内をもっと快適でスマートにしたいと思ったとき、真っ先に検討したいのが「ディスプレイオーディオ」です。
近年では純正品だけでなく社外品の選択肢も豊富になり、9インチや11インチといった画面サイズのバリエーションや、HDMI入力対応、バックカメラ連携、スマホとの連携機能など、機能面でもかなり進化しています。
一方で、「どのサイズが合うの?」「オートバックスで持ち込み取り付けはできる?」「カロッツェリア製は何がいいの?」など、初めて選ぶ方にとっては悩みどころも多いはずです。
さらに最近では、「ディスプレイオーディオがなくなった理由」として、スマホ前提のカーナビ利用が増えたことも話題になっています。
この記事では、ジムニーに対応したおすすめモデルをサイズ別・メーカー別に比較しながら、取り付け時の注意点や純正・社外品の違いについても詳しく解説していきます。
どんな使い方をするかによって最適なモデルは変わるため、後悔のない選び方のヒントをぜひ見つけてください。
この記事でわかること
- 9インチ・11インチのディスプレイオーディオのおすすめ
- カロッツェリアをはじめとした人気メーカーのおすすめモデル
- オートバックスでの取り付け対応やHDMI機能の使い方
- 純正ディスプレイオーディオと社外品の違いや注意点
ジムニーディスプレイオーディオのおすすめモデル特集
- サイズ比較でわかる最適ディスプレイの選び方
- 9インチディスプレイの注目モデル3選
- 11インチディスプレイの最新おすすめ製品
- カロッツェリアのおすすめディスプレイオーディオ
- バックカメラ対応ディスプレイのおすすめ機種
サイズ比較でわかる最適ディスプレイの選び方
ジムニーにディスプレイオーディオを取り付ける際、サイズ選びは車内空間の使い勝手や視認性に直結する大切なポイントです。
特に人気の9インチと11インチでは、それぞれに異なるメリットと注意点があります。
9インチの特長
9インチディスプレイは、コンパクトなジムニーの車内に自然に収まりやすいサイズです。運転中の視界を妨げにくく、すっきりとした見た目が好まれています。また、取り付けも比較的簡単で、純正オーディオの位置にそのまま収まるケースが多いのも利点です。
日常的にナビや音楽再生を中心に使いたい方、画面の大きさよりも車内の一体感を重視したい方に適しています。
11インチの特長
11インチディスプレイは、大画面ならではの見やすさと操作性の高さが魅力です。地図や動画、アプリの操作などをより快適に行いたい場合に向いています。特に細かな情報を一度に表示したい場面では、大きな画面が強い味方になります。
一方で、サイズが大きいため、取り付け位置によっては視界を遮る可能性もあります。事前に設置イメージを確認し、視界や操作性に問題がないかをチェックすることが大切です。
使用目的と車内環境に合わせた選び方
サイズを選ぶ際は、どの機能を重視するかをはっきりさせることがポイントです。ナビや音楽がメインであれば9インチ、動画視聴やアプリ操作を重視するなら11インチが適しています。
また、車内のスペースや好みのレイアウトに合わせて、デザインや設置タイプも考慮すると失敗が少なくなります。
人気ディスプレイオーディオ
ジムニーに適したディスプレイオーディオを選ぶ際は、車種専用設計やスマートフォンとの連携機能、画面サイズ、取り付けのしやすさなどを考慮することが重要です。
以下に、特におすすめのモデルをいくつかご紹介します。
パイオニア カロッツェリア DMH-SF700
9インチのフローティングディスプレイを採用したモデルで、HD画質の映像再生が可能です。Apple CarPlayやAndroid Autoに対応し、専用アプリ「CarAVAssist」を利用することで、YouTubeなどの動画コンテンツを高画質で楽しめます。また、ハイレゾ音源の再生にも対応しており、音質にこだわる方にもおすすめです。
ケンウッド DDX5020SR
ステアリングリモコンに対応したモデルで、Apple CarPlayやAndroid Autoを利用したスマートフォン連携が可能です。操作性に優れており、初めてディスプレイオーディオを導入する方にも扱いやすい設計となっています。価格も比較的手頃で、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。
9インチディスプレイの注目モデル3選
ジムニーに9インチのディスプレイオーディオを取り付けたい方にとって、画面サイズと車内へのフィット感のバランスが魅力です。
ここでは、特に評価の高い3つのモデルをご紹介します。
アルパイン パーフェクトフィットビッグDA PF9DA-JI-64
ジムニー(JB64W)およびジムニーシエラ(JB74W)専用に設計された9インチディスプレイオーディオです。Apple CarPlayやAndroid Autoに対応し、スマートフォンとの連携がスムーズに行えます。高解像度のWXGAディスプレイを採用しており、地図や映像を鮮明に表示します。また、HDMI入力にも対応しており、スマートフォンの映像を大画面で楽しむことが可能です。
アルパイン フローティングビッグDA DAF9Z
9インチのフローティングディスプレイを採用したモデルで、Apple CarPlayやAndroid Auto、Bluetooth接続に対応しています。スマートフォンとの連携がスムーズに行え、操作性と視認性を両立しています。HDMI入力にも対応しており、車内での動画視聴やナビミラーリングにも活用できます。
11インチディスプレイの最新おすすめ製品
ジムニーでさらに存在感のある車内環境を目指すなら、11インチの大画面ディスプレイオーディオがぴったりです。
ここでは、最新モデルの中から注目度の高い製品をピックアップしました。
アルパイン フローティングビッグDA DAF11Z
11インチの大画面を備えたフローティングタイプのディスプレイオーディオです。Apple CarPlayやAndroid Auto、Bluetooth接続に対応し、スマートフォンとの連携がスムーズに行えます。大画面ながらも、視界を妨げない設計となっており、操作性と視認性を両立しています。
カロッツェリアのおすすめディスプレイオーディオ
ジムニーに装着するディスプレイオーディオの中でも、カロッツェリア(パイオニア)は音質・操作性・スマホ連携すべてにおいてバランスが良いブランドとして知られています。
ここでは、ジムニーとの相性が良く、評価も高いカロッツェリア製のおすすめモデルをご紹介します。
DMH-SZ700
このモデルは、スマートフォンとの連携機能が充実しており、Apple CarPlayとAndroid Autoの両方に対応しています。シンプルでスタイリッシュなデザインはジムニーの内装に馴染みやすく、操作も直感的。ナビアプリや音楽アプリを車内で快適に使いたい方にぴったりです。
FH-8500DVS
タッチパネル操作と物理ボタンのハイブリッド設計で、運転中でも扱いやすいのが特長です。また、Bluetooth接続での音楽再生・通話もスムーズで、必要な機能をシンプルにまとめた構成になっています。比較的リーズナブルな価格帯も魅力です。
バックカメラ対応ディスプレイのおすすめ機種
ジムニーのように車高が高く後方の視界が限られる車では、バックカメラ対応のディスプレイオーディオがあると、駐車や車庫入れが格段に楽になります。
ここでは、ジムニーと相性がよく、バックカメラ連携機能が優れたおすすめ機種を紹介します。
アルパイン DAF9Z
DAF9Zは、アルパインのフローティングタイプディスプレイオーディオで、専用の高画質カメラとの組み合わせにより、暗所や雨天でも後方を鮮明に映し出すことができます。画面が大きいため映像も見やすく、細かい障害物や人の動きまでしっかりと確認できるのが特徴です。
ジムニーディスプレイオーディオのおすすめの選び方ガイド
- HDMI対応モデルの使い勝手と選び方
- オートバックスに持ち込みで取り付けはできる?
- 純正ディスプレイオーディオと社外品の違い
- 取り付け時に注意したいポイントまとめ
- ディスプレイオーディオがなくなった背景と今後
HDMI対応モデルの使い勝手と選び方
HDMI端子を備えたディスプレイオーディオは、スマートフォンやメディアプレイヤーと直接接続して映像や音楽を楽しめる点が魅力です。車内でYouTubeを観たり、ナビアプリをミラーリングしたりしたい方にとって、HDMI対応モデルは非常に便利な選択肢となります。
特にジムニーのようなアウトドア志向の車両では、キャンプ地などでオフライン動画を視聴したり、ゲーム機を接続して使ったりするなど、活用シーンが広がります。画質も安定しているため、ナビ画面や地図アプリを高精細で表示したい方にも向いています。
選ぶ際には、「HDMI入力対応」と明記されているかどうかを確認することが基本です。また、車内スペースとの兼ね合いで接続用ケーブルの取り回しも意識しておくと、より快適に使えます。
こうした特徴から、HDMI対応モデルは単なるナビではなく、車内エンタメツール”として活用したいユーザーにおすすめです。
オートバックスに持ち込みで取り付けはできる?
オートバックスでは、ディスプレイオーディオの持ち込み取り付けに対応している店舗が多くあります。ただし、すべての店舗で対応しているわけではなく、事前に確認が必要です。
オートバックスが持ち込み取り付けに対応している理由は、ユーザーがネット通販などで購入した製品を利用する機会が増えているためです。工賃は店頭購入より高くなる傾向がありますが、専門スタッフが確実に取り付けを行ってくれる安心感があります。
例えば、ジムニー用のディスプレイオーディオをネットで購入し、それをオートバックスで取り付ける場合、以下のような流れになります。
1:事前に店舗へ電話やWEBで問い合わせ
2:車種(ジムニー)と製品の型番を伝える
3:対応可否と工賃の見積もりを確認
4:予約後、取り付け当日に車と製品を持ち込む
持ち込み取り付けにはいくつか注意点もあります。例えば、配線や取り付けキットが不足していると作業ができないことがあります。また、製品に初期不良があっても店舗側で対応できない場合が多いため、事前に動作確認をしておくことが大切です。
このように、オートバックスに持ち込みでディスプレイオーディオの取り付けを依頼することは可能ですが、トラブルを避けるためにも、事前の確認と準備をしっかり行うことが大切です。
純正ディスプレイオーディオと社外品の違い
ディスプレイオーディオをジムニーに導入する際、「純正」と「社外品」のどちらを選ぶかで、価格・機能・デザインのバランスが大きく変わります。目的や使い方に応じて、適した選択をすることが大切です。
純正ディスプレイオーディオの特長は、車両との一体感や、操作系との親和性が高いことです。ステアリングリモコンや車載スピーカーとの連携もスムーズで、保証やメンテナンスの対応もしやすくなっています。ただし、後からの機能追加が難しい点や、価格が高めな傾向があります。
一方で社外品は、機能の自由度が高く、最新のテクノロジーに対応したモデルが豊富です。HDMI入力や高解像度ディスプレイ、ワイヤレスCarPlayなどに対応したモデルも多く、選択肢の幅が広がります。価格面でもコストを抑えやすい反面、車種ごとの適合や取り付けに工夫が必要になる場合があります。
このように、それぞれの特長を理解し、「純正の安心感」か「社外品の拡張性」かを重視することで、より満足のいくディスプレイオーディオ選びが可能になります。
取り付け時に注意したいポイントまとめ
ディスプレイオーディオを取り付ける際には、事前の準備と知識が仕上がりに大きく影響します。特にジムニーのようなコンパクトSUVでは、スペースや配線に注意が必要です。
まず確認したいのは、車両とオーディオの適合性です。取り付けスペースのサイズや奥行き、必要な配線キットや変換アダプターなど、事前に仕様を調べておくことでトラブルを防げます。
また、バックカメラやステアリングリモコンなどの純正装備との連携も確認しておくと安心です。モデルによっては、別売の接続ユニットが必要になる場合があります。
取り付けの技術的な難易度が高いと感じた場合は、専門店やカー用品店への依頼を検討するのも一つの手段です。特に最近の車両は電装系が複雑になっているため、誤接続によるトラブルを避けるためにも、無理をせずプロに任せる選択も考えましょう。
こうした点を押さえておけば、安心してディスプレイオーディオを導入でき、車内空間をより快適にアップデートできます。
ディスプレイオーディオがなくなった背景と今後
一部の新型車やグレードにおいて、ディスプレイオーディオが装備から外れる動きが見られるようになっています。
これは単なるコストカットではなく、ユーザーの使い方の変化や、技術の進化に対応した結果とも言えます。
特に影響しているのが、スマートフォンとの連携機能の普及です。Apple CarPlayやAndroid Autoを活用するユーザーが増え、従来のカーナビ機能を必要としない層が拡大しています。結果として、最初からナビを搭載しない仕様を選ぶ方も多くなりました。
また、OTA(無線アップデート)やアプリによるナビ機能の進化により、ディスプレイオーディオ自体が「専用機器」である必要性が薄れてきたことも要因の一つです。メーカーとしても、選択式でオプション化する方針にシフトしつつあります。
今後は、より柔軟なカスタマイズを前提とした「ディスプレイレス仕様」や、「スマホ連携前提型」の車両が主流になる可能性があります。
そうした流れの中でも、自分の使い方に合わせたディスプレイオーディオの導入が、満足度の高いカーライフにつながるでしょう。
ジムニーディスプレイオーディオのおすすめモデルの選び方
記事のポイントをまとめます。
- 9インチは視界を妨げずジムニーに自然にフィットする
- 11インチは大画面で地図や映像の視認性が高い
- 使用目的に合わせてサイズを選ぶのが失敗しにくい
- 車種専用設計モデルは一体感があり見た目も美しい
- スマホ連携機能の有無は操作性と使いやすさに影響する
- HDMI対応モデルは映像再生やミラーリングに便利
- バックカメラ連携機能があると駐車時の安全性が高まる
- カロッツェリア製は音質・操作性・拡張性のバランスが良い
- 初めての人にはシンプル操作のモデルが扱いやすい
- 社外品は機能が豊富で価格を抑えやすい
- 純正モデルは保証面や車両との統一感で安心感がある
- オートバックスでの持ち込み取り付けも可能な場合が多い
- 取り付けには配線キットや適合確認が必要になることもある
- 最近はディスプレイレスの車種が増えている傾向にある
- 導入前に取り付け位置やサイズ感を事前に確認しておくと安心